山梨学院大の鈴木聡美が、2枚目のオリンピック出場を決めた。





200M平泳ぎである。
歓喜の表情は、スタンドの応援団の大きな祝福の拍手を浴びていた。
満面笑みのスイマーは、実に輝いている。



後半の粘りのレース展開は、レースを楽しんでいるように見えた。
余裕だろうか。神田監督も満足だろう。
山梨学院の水泳は、萩原智子の歴史に始まって以来、世界を目指してきた。
その萩原は、50Mの自由形で体調不良を乗り越え、いまこのプールで戦っている。
彼女の世界は、これまで以上に厳しい。しかし、彼女の存在が、同僚たちの勇気と希望を与え粘りのレースを演出している。


オリンピックは、誰もが特別の思いを持っている。
ロンドンの夏、この舞台には、努力して幸運に恵まれた者だけだ上れるのだ。
山梨学院の水泳陣の頑張りは、多くの県民や水泳フアンに大きなプレゼントをしてくれた。
まぶしいほどに輝くプールサイドの選手立ち。
その表情は、自信と達成感、そして感謝の笑みだった。